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α7シリーズを使い、オールドレンズ、撮影機材の紹介やレビュー記事の写真ブログ
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MINOLTAオールドレンズの復活

MINOLTAオールドレンズの復活Vol.10「MINOLTA W.ROKKOR-QE 35mm F4」

F4御三家の1つ「MINOLTA W.ROKKOR-QE 35mm F4」

今回はMINOLTAの一眼レフレンズの中でも最古の部類であるMINOLTA W.ROKKOR-QE 35mm F4をお届けします!
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レンズに関して

このシリーズで度々話題にするMINOLTA最初の一眼レフカメラSR-2。そのSR-2の廉価版としてSR-1が出た際に135mm F4、100mm F4と共にリリースされたのがこのMINOLTA W.ROKKOR-QE 35mm F4です。
135mm F4と100mm F4の記事で記載はしていますが、手元の資料によると、1959年~1960年のMINOLTAは600mm、300mm、200mm、135mm、100mm、55mm、35mmのレンズ開発を計画し、それぞれSR用として販売しました。その中で当時としては望遠のカテゴリーだった135mmと100mmの市場の需要が増加。それに伴い三協光機(コムラー)やサン光機(SUN)などのサードパーティーメーカーが安価な望遠レンズを販売しだした事によりMINOLTAも明るさを抑え、安価なレンズの販売を計画。そこで生まれたのがトリプレットを採用したMINOLTA ROKKOR-TC 135mm F4とMINOLTA ROKKOR-TC 100mm F4であり、同じく元より要望が多かった広角レンズとしてMINOLTA W.ROKKOR-QE 35mm F4をあわせた「F4シリーズ」として世に出ました。



前置きが長くなりましたが、このレンズはQEの名の通り4群5枚構成で絞り羽は8枚。プリセット絞りで最大F4~最小F22、最短撮影距離は40cmとなっています。
このレンズはフィルター径が55mmの物と52mmの物が存在し、55mmが1960年に発売された初期型、52mmが1965年から販売された後期型で、それぞれD57KCとD54KCという純正フードがあります。
私は前期型、後期型両方共所有していますが、レビューで使用しているのは52mmの後期型となります。
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MINOLTA W.ROKKOR-QE 35mm F4での作例

今回はα7RⅢにTECHARTのLM-EA7、MD-L/Mアダプターを付けてAFでの撮影となっています。
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レンズの使用感等の雑感

ROKKORレンズで良い写りのレンズは?という話題になるとひっそりと現れる当レンズ。
使ってみての印象は飛び抜けた良さは無いものの、60年前のレンズとは思えないぐらい普通に写る・・的な・・w
もう論じること自体意味はないかもしれませんが、逆光は弱い。でも色乗りもコントラストも申し分なく、キレイに写るレンズですね。これはなかなか良くできたレンズです。ボケは二線ボケが出やすく、背景の選択を間違えるとざわついて煩くなる感じですが開放F4のレンズなのでボケを楽しむような物ではないかも・・・
現代の35mmレンズは寄れるものが多い(SEL35F28Zから目を逸しながら・・)ですが、最短撮影距離40cmのこのレンズではなかなかそういった撮影もできず、純粋に35mmの画角を楽しむのが良いのかも。もし寄りで撮影したい場合はヘリコイド付きアダプターを使うことをおすすめします(^O^)
見た目でいうとシルバーとブラックのツートーンカラーが渋く、更に角型フードがついて、カッコよさ増々!レンズサイズも小さいのでミラーレスにはかなり似合う物と思います(*´ェ`*)




レンズの入手に関して

特段珍しくもないこのレンズ。美品がジャンクカゴに入っていたり、捨て値だったりと兄弟分のMINOLTA ROKKOR-TC 135mm F4と扱いが同じような気がしますwww
オークションでの相場は500円~5000円ほど。中古カメラ屋での相場も3000円~10000円ほどかと思います。そもそも10000円もだすならF2.8を買う!w
ただし、純正フードである角型フードのD57KCとD54KCは恐ろしいほど見つかりません。私はかれこれ4年近く探してました。MINOLTAの角型フードでよく出回っているのは二眼レフのAUTOCODE用かMINOLTA AUTO W.ROKKOR-SG 28mm F3.5用のD70KAが殆どで、その他の角型フードは全く見ないのです・・・なので手に入れるときはフード付きのものを買うか骨董市やジャンク屋などで探すしか無いかも・・・


雑感

結構前にこのレンズを買ってたんですが、上記の通り角型フードが入手できなくてずっと記事にできませんでした。
最近になってたまたま某カメラ店でフード付きのものが売られていたので購入した・・という・・・
オールドレンズを漁り始めるとフード病にかかるのが怖いですww

さてそろそろTECHARTのLM-EA7の記事でも書こうかなぁとか考えてたりするんですが、どの程度需要があるのか・・
私はこのアダプターを買ったおかげで色々大変な目に遭ってますが・・・(金銭的な意味で)
かなり革命的だと思うんですよね、このアダプター。特にα7シリーズも3世代目に突入し、より高精度なAFが可能となったので使えるレンズの幅も増えましたし、一回ガッツリ書いてみましょうか。

そんな訳でとりあえず今回はこの辺で!(*´ェ`*)
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