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PHANTOM ROOM

α7シリーズを使い、オールドレンズ、撮影機材の紹介やレビュー記事の写真ブログ
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MINOLTAオールドレンズの復活

MINOLTAオールドレンズの復活Vol.10「MINOLTA W.ROKKOR-QE 35mm F4」

F4御三家の1つ「MINOLTA W.ROKKOR-QE 35mm F4」

今回はMINOLTAの一眼レフレンズの中でも最古の部類であるMINOLTA W.ROKKOR-QE 35mm F4をお届けします!
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レンズに関して

このシリーズで度々話題にするMINOLTA最初の一眼レフカメラSR-2。そのSR-2の廉価版としてSR-1が出た際に135mm F4、100mm F4と共にリリースされたのがこのMINOLTA W.ROKKOR-QE 35mm F4です。
135mm F4と100mm F4の記事で記載はしていますが、手元の資料によると、1959年~1960年のMINOLTAは600mm、300mm、200mm、135mm、100mm、55mm、35mmのレンズ開発を計画し、それぞれSR用として販売しました。その中で当時としては望遠のカテゴリーだった135mmと100mmの市場の需要が増加。それに伴い三協光機(コムラー)やサン光機(SUN)などのサードパーティーメーカーが安価な望遠レンズを販売しだした事によりMINOLTAも明るさを抑え、安価なレンズの販売を計画。そこで生まれたのがトリプレットを採用したMINOLTA ROKKOR-TC 135mm F4とMINOLTA ROKKOR-TC 100mm F4であり、同じく元より要望が多かった広角レンズとしてMINOLTA W.ROKKOR-QE 35mm F4をあわせた「F4シリーズ」として世に出ました。



前置きが長くなりましたが、このレンズはQEの名の通り4群5枚構成で絞り羽は8枚。プリセット絞りで最大F4~最小F22、最短撮影距離は40cmとなっています。
このレンズはフィルター径が55mmの物と52mmの物が存在し、55mmが1960年に発売された初期型、52mmが1965年から販売された後期型で、それぞれD57KCとD54KCという純正フードがあります。
私は前期型、後期型両方共所有していますが、レビューで使用しているのは52mmの後期型となります。
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MINOLTA W.ROKKOR-QE 35mm F4での作例

今回はα7RⅢにTECHARTのLM-EA7、MD-L/Mアダプターを付けてAFでの撮影となっています。
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レンズの使用感等の雑感

ROKKORレンズで良い写りのレンズは?という話題になるとひっそりと現れる当レンズ。
使ってみての印象は飛び抜けた良さは無いものの、60年前のレンズとは思えないぐらい普通に写る・・的な・・w
もう論じること自体意味はないかもしれませんが、逆光は弱い。でも色乗りもコントラストも申し分なく、キレイに写るレンズですね。これはなかなか良くできたレンズです。ボケは二線ボケが出やすく、背景の選択を間違えるとざわついて煩くなる感じですが開放F4のレンズなのでボケを楽しむような物ではないかも・・・
現代の35mmレンズは寄れるものが多い(SEL35F28Zから目を逸しながら・・)ですが、最短撮影距離40cmのこのレンズではなかなかそういった撮影もできず、純粋に35mmの画角を楽しむのが良いのかも。もし寄りで撮影したい場合はヘリコイド付きアダプターを使うことをおすすめします(^O^)
見た目でいうとシルバーとブラックのツートーンカラーが渋く、更に角型フードがついて、カッコよさ増々!レンズサイズも小さいのでミラーレスにはかなり似合う物と思います(*´ェ`*)




レンズの入手に関して

特段珍しくもないこのレンズ。美品がジャンクカゴに入っていたり、捨て値だったりと兄弟分のMINOLTA ROKKOR-TC 135mm F4と扱いが同じような気がしますwww
オークションでの相場は500円~5000円ほど。中古カメラ屋での相場も3000円~10000円ほどかと思います。そもそも10000円もだすならF2.8を買う!w
ただし、純正フードである角型フードのD57KCとD54KCは恐ろしいほど見つかりません。私はかれこれ4年近く探してました。MINOLTAの角型フードでよく出回っているのは二眼レフのAUTOCODE用かMINOLTA AUTO W.ROKKOR-SG 28mm F3.5用のD70KAが殆どで、その他の角型フードは全く見ないのです・・・なので手に入れるときはフード付きのものを買うか骨董市やジャンク屋などで探すしか無いかも・・・


雑感

結構前にこのレンズを買ってたんですが、上記の通り角型フードが入手できなくてずっと記事にできませんでした。
最近になってたまたま某カメラ店でフード付きのものが売られていたので購入した・・という・・・
オールドレンズを漁り始めるとフード病にかかるのが怖いですww

さてそろそろTECHARTのLM-EA7の記事でも書こうかなぁとか考えてたりするんですが、どの程度需要があるのか・・
私はこのアダプターを買ったおかげで色々大変な目に遭ってますが・・・(金銭的な意味で)
かなり革命的だと思うんですよね、このアダプター。特にα7シリーズも3世代目に突入し、より高精度なAFが可能となったので使えるレンズの幅も増えましたし、一回ガッツリ書いてみましょうか。

そんな訳でとりあえず今回はこの辺で!(*´ェ`*)
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オールドレンズ沼への導き

オールドレンズ沼への導きVol.11 「Carl Zeiss Jena Sonnar 180mm F2.8 (PentaconSix)」

伝説のレンズの系譜「Carl Zeiss Jena Sonnar 180mm F2.8 (PentaconSix)」

中判用レンズが続きます。今回は東独の中判PentaconSix用レンズCarl Zeiss Jena Sonnar 180mm F2.8をお届けします。
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レンズに関して

ベルサイユ条約を破棄し、ロカルノ条約を破り、ラインラントへ進駐するなど世界に威容を見せていた1936年のドイツにて開催されたベルリンオリンピック。そのオリンピックで使用するレンズとして、世界にドイツの技術力の高さを知らしめるために当時の国家元首 アドルフ・ヒトラー総統の命により製作されたのが通称オリンピアゾナーと呼ばれる「Sonnar 18cm F2.8」でした。
その伝説のオリンピアゾナーの直系に居るのが今回のCarl Zeiss Jena Sonnar 180mm F2.8です。

私の持っているCarl Zeiss Jena Sonnar 180mm F2.8は1960年台中盤に作られたPentaconSix用のレンズで、3群5枚構成、6枚絞り羽、最短撮影距離1.7m、総重量1.3kgの巨大レンズ。α7RⅢと組み合わせて使うとなんとも言えない不思議な出で立ちになりますが、基本的に縦位置グリップ付きで使うことが多いので、実はホールド性は良好だったり・・w
レンズ鏡胴には脱着不可、回転可能な三脚座がついており、三脚に据えることも可能となっています。
本来ならばプラスチック製の巨大フードが純正でありますが、私は未入手・・・(´・ω・`)
いかにもガラスの塊が入っていると感じさせるその重厚さにはドキドキさせられますが、同時にこのレンズと縦位置グリップ付きα7RⅢの組み合わせは総重量2kgを超えてしまい、スナップ撮影をしていると別の意味でドキドキします(動悸息切れ)w
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Carl Zeiss Jena Sonnar 180mm F2.8での作例

今回もα7RⅢでの撮影になります(*´ω`*)
レンズ単体で1.3kgに純正のPentaconSix - M42マウントアダプターを含めるとおおよそ1.5kgとかなりの重量になるため、LM-EA7はお休みですw
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レンズの使用感等の雑感

まずは描写に関して。
Sonnarレンズで、望遠単焦点レンズ。開放ではユルイ描写なのかなぁと思っていましたが、これがなかなかどうしてよく写る!
中判レンズということを考慮しても、開放ではもっと滲むかと思いましたが、しっかりとした描写で驚きました。開放から1~2段絞るとぐ~んと解像力が上がり、非常にシャープになります。色乗りも良く、開放からコントラスト、彩度ともに高く、ボケ味も後ボケは癖がなく、前ボケも遠景を撮影したときに点光源のボケがオニオンリングになるぐらいで大した問題もなく、大変素晴らしいレンズだと感じました。
初代オリンピアゾナーから殆ど変更なくこのレンズになったとの事で、大元であるオリンピアゾナーが如何に優秀なレンズだったかよくわかりますね。

ちなみにこのレンズにはCarl Zeiss Jenaの純正マウントアダプターが装着してあり、M42マウントボディで使用可能となっているので、いずれフィルム機でも使用してみたいと思います。(*´∀`*)
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レンズの入手に関して

ぶっちゃけて言うと、中古カメラ屋さんで売られているのを見たことがありませんww
5月に渋谷の東急東横店で行われていた「第22回 世界の中古カメラフェア」では売られているところを目撃しています。その時は確か29,000円ほどだった気がします。
ぱ~っと調べると八百富写真機店さんやカメラの極楽堂さん、KING-2さんで販売されていた形跡があります。金額的にはバラバラですが、新しいタイプ(1960年台後半製造)の物で30,000円前後だと思います。
オークションサイトでは大体20,000~30,000円ほどで取引されているようです(*´∀`)

雑感

今年の4月にリコーイメージングスクエア新宿で行われたPENTAXファン感謝デーのオールドレンズ展示即売会でこのレンズを見つけ、購入するかどうか散々悩んで結局別のレンズを購入して帰宅しました。結構後悔したのですが、オールドレンズとの出会いは運であり、縁であるため、この時は「私には縁がなかったんだなぁ~」と思っていました。
数日後、いつものごとくシャンク漁りにフジヤカメラジャンク館に行った際に、またこのレンズを発見してしまいました!
実はPENTAXファン感謝デーで行われていたオールドレンズ展示即売会のオールドレンズは、中野にあるカメラ屋 フジヤカメラが提供しており、オールドレンズ展示即売会で売れ残ったレンズをジャンク館で販売していたのです。その日もジャンク館で装着してみて、眺めてみて・・・悩んだ挙げ句、また買わずに店を後にしてしまいました。優柔不断ここに極まれり(^o^;)
5日後、再びフジヤカメラジャンク館に行ったところ、まだこのレンズがケースの奥に鎮座しており、「うん。縁があるな」と思い購入して、やっと私の手元に来たのです。
購入して早速LM-EA7につけて見たのですが、もちろん耐荷重500g前後のマウントアダプターに1.3kgのレンズではAFは動きません。
しかしながら実はレンズを持ってカメラのシャッターボタンを半押しするとカメラ側が動いて(マウントアダプターに押されて)AFが可能なのです!やったー!とは思ったんですが・・・・カメラを持ってレンズをブラブラさせると、カメラ本体のマウントは全く問題ないんですが、LM-EA7側がもげてしまいそうで怖くなり、この構成での運用を断念・・
結局専用のマウントアダプターを用意して付けっぱなし運用となりましたw
ジャンクレンズ扱いで、キャップすら付いてない状態で購入したので無論フードもなく、さてどうするかと悩んだのですが、SIGMA MIRROR 600mm F8というSIGMAの古いREFLEX MIRRORレンズのフードがバッチリあったのでそれをつけて運用しています。フードとしてちゃんと機能しているかは不明ですが・・・まぁカッコいいので良しとしますw

かくして手元に来たCarl Zeiss Jena Sonnar 180mm F2.8ですが、まぁ180mmという焦点距離はなかなか面白く、このレンズにドハマリしてしまいました。大きさ、重さ共に精神的にも物理的にも所有感を沸かせる大変おもしろいレンズです。伝説のオリンピアゾナーの歴史にも触れられるし、オールドレンズマニアとしてはこの上ない逸品でしょう(*´Д`)ハァハァ
しかし、このレンズを使い始めてからどうも望遠単焦点というのが楽しくて仕方がない。困った・・・
今はCarl Zeiss Jena Sonnar 180mm F2.8のコピーレンズであるKMZ Jupiter-6 180mm F2.8が欲しいです・・・

ちょっと更新を怠けていたので駆け足で書きました(・_・;)
次回はゆっくり・・ねっとり書かなきゃ・・(使命感)

そんな訳でとりあえず今回はこの辺で!(*´ェ`*)
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機材

突然のCarl Zeiss Makro Planar T* 2/50レビュー!

手元に来た銘玉 Carl Zeiss Makro Planar T* 2/50

今回は人気の高い銘玉 Carl Zeiss Makro Planar T* 2/50をα7RⅢで使用したレビューを記事にしていこうと思います。
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レンズに関して

Makro PlanarネームはCarl Zeissブランドのマクロレンズで、他に100mmが存在します。50mm、100mmともに銘玉として人気が高く、ラインナップから消えた現在も定価11万円のレンズが中古価格は8~9万円と安定して高め。それだけ人気のレンズ、と言えると思います。
そのクラシカルなデザインからも見て取れる高級感は重みにも直結しています。レンズ重量は510gとズッシリ来る感じ。初代α7がバッテリー&メモステ込みで474gなので重さがわかるかと・・おそらくフルサイズ一眼レフで使うと非常にマッチングの良いものと思いますが、ミラーレス一眼で使用するとなかなかのバランス感です。まぁ・・正直Eマウントで言うとPlanar T* FE 50mm F1.4 ZAの方が遥かに重いのですが・・・ww

当レンズ最大の特徴はMakroの名が付いている通り、Planar T* 1.4/50とは違い、マクロ撮影が可能である点でありますが、ハーフマクロ。最短撮影距離は0.24mで最大撮影倍率は0.5倍。現在、各社から出ている純正orサードパーティ製マクロレンズは1:1の等倍撮影ができるマクロレンズがほとんどですが、MakroPlanarは半分のハーフ。しかしながら開放F2と明るく、感覚としては「寄れる50mmF1.4(F2.0)」みたいな感じですw
常日頃より、寄れるレンズは大正義と思っていますが、Carl Zeissの描写力で、ハーフまで寄れるってすごくお得な感じがしてならないんですが・・私だけ?σ(゚∀゚ ;)

Carl Zeiss Makro Planar T* 2/50での作例

主にα7RⅢでの写真が殆どです(*´∀`*)
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レンズの使用感等の雑感

まず、α7RⅢの4240万画素で使用しても、開放から切れのある描写力、コントラストを堪能できるところに痺れます。
ボケはZEISSレンズの割に柔らかめですが、二線ボケの傾向もアリ。おそらく解像との兼ね合いでしょうね。口径食も開放では強めに出ていますが、F5.6ぐらいまで絞ると周辺まで万遍なく丸いボケになります。
逆光耐性はそんなに強くなく、フレアも盛大に出ますが、絵が破綻すること無く描写できるのはさすがとしか言いようがないですw
なにより空気感というか、被写体を浮き出させるような写りにうっとりしますね・・・色乗りもZEISSらしく非常に良いので、パッ!っと映える写真が撮れます。それにハーフとはいえマクロレンズなので、被写体と対峙した際に、「あ・・もう少し寄れれば・・・」という場面が少なく、ストレスフリーでの撮影が楽しめる至高のレンズ。通常のF2.8マクロレンズと違い、F2と明るく、更に寄れる。オールマイティな素晴らしいレンズなので、本当におすすめのレンズですね。(Eマウントで同じようなレンズ出ないかなぁ・・・)

さて、突然のCarl Zeiss Makro Planar T* 2/50の記事なのですが、実は去年の6月頃にかれこれ10年来のお付き合いがある大変お世話になっている方から、タダで譲って頂いたレンズでして・・その方はCanonユーザーだったのですが、購入当時、ZEタイプが売り切れで、仕方なくZFを購入、マウントアダプター経由で使用されていました。なので私のCarl Zeiss Makro Planar T* 2/50はZF。
現在、フイルムカメラで一番稼働している「Nikon F4s」用にもってこいで大変ありがたく頂戴いたしましたw
その方はMakro Planar T* 2/100もお持ちで、使っている姿を見て「MakroPlanar良いなぁ~」と思っていたので頂いた時は嬉しくて嬉しくて・・・ww
なのでNikonFマウントのアダプターを購入してすぐα7と使用してきました。その結果様々なNIKKORレンズに手をつけ、更にボディまで生やすハメになるとは・・()
ともかく、私がレビューのような雑記記事を書かなくとも、Makro Planar T* 2/50は大変素晴らしいレンズだということは皆さんご存知だと思いますwww

価格.comのレビューもすごい!



※今更ですが、α7Ⅱ以降のカメラでMFレンズ用マウントアダプターを使用した撮影の際は手ぶれ補正焦点距離を入力しておこう!
(私はC3ボタンに割り当ててます!)
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Carl Zeiss Makro Planar T* 2/50を手に入れてしまったため、正直SONY純正の「SONY FE 50mm F2.8 Macro(SEL50M28)」を買う気が全く起きないw
マクロ撮影はSEL90M28GならAFでも全然大丈夫ですが、SEL50M28だと正直MFの方が早い気がします。となるとMFならMakro Planar T* 2/50でいいじゃん!となるわけで・・・SONYさん!ごめんなさい!w


そんな訳でとりあえず今回はこの辺で!ヾ(゚ω゚)ノ゛

機材

今更ながらのSONY FE 50mm F1.8 (SEL50F18F)レビュー

買ってから1年半!?SONY FE 50mm F1.8レビュー!

はい(はいじゃないが)
っというわけで大変今更ながらのSONY FE 50mm F1.8のレビュー風な記事を書いていこうと思いますw

α7を購入後、3年ほど純正レンズは「SONY FE 28-70mm F3.5-5.6 OSS(SEL2870)」1本で過ごしてきており、ズームレンズを使用しない撮影ではもっぱらオールドレンズで撮影を楽しんでおりました。
ところが2016年の夏から冬にかけて、Panasonic LUMIX GM1を手に入れたことから発する、「デジタル機材の小型化」計画が発動し、その第一弾としてFE 50mm F1.8を購入するに至りました。
このレンズを購入してから一気にメイン機材、サブ機材の脱Aマウント化が進み、結果現在はα7とα7RⅢの2台体制となり、レンズも広角以外はある程度揃えることが出来たのですが・・・
α6000のサブ化記事で触れておきながらFE 50mm F1.8の記事をいつまで経っても書いてないなぁと思い、今回のレビューに至りましたw



レンズに関して

まずスペックに関してちょいとおさらいしましょう(゚∀゚)
SONY FE 50mm F1.8(SEL50F18F)スペック表
焦点距離50mm
レンズ構成5群6枚
開放絞り1.8
最小絞り22
絞り羽根7枚
絞り形状円形
最短撮影距離0.45m
最大撮影倍率0.14倍
フィルター径49
手ブレ補正無し
重さ186g

さて、スペックに関して言えば平々凡々な明るさを抑えた(っと言っても開放F1.8は大口径!)撒き餌さレンズという感じです。
Aマウント時代だとSONY DT 50mm F1.8 SAM(SAL50F18)やMINOLTA AF 50mm F1.7、他社で言えばCanon EF 50mm F1.8 STMやNikon AF-S NIKKOR 50mm F1.8Gに該当するレンズとなります。
SONYはこのレンズの他に50mm前後のレンズを

「SONY Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA(SEL55F18Z)」
「SONY Planar T* FE 50mm F1.4 ZA(SEL50F14Z)」
「SONY FE 50mm F2.8 Macro(SEL50M28)」

とラインナップしており、更に他社からは

「Carl Zeiss Loxia 2/50」
「中一光学 SPEEDMASTER 50mm F0.95」
「SAMYANG 50mm F1.4 AS UMC」
「SAMYANG AF50mm F1.4 FE」
「HandeVision IBERIT 50mm f/2.4 」

etc....と乱立状態にありますw
これだけ50mm前後のネイティブEマウントレンズが有る中で「FE 50mm F1.8」が担うものは間違いなく「α7シリーズの撒き餌さレンズ」であることは明白ですね。
現在記事作成時(2018年4月10日現在)の価格.comの最安値は28,905円となっています。Eマウント単焦点レンズとしてはかなりの低価格クラスとなりますが、そこはSONYプライス。Canonの撒き餌さレンズのような安さではありませんw



AFに関してはSSMやSAMなどでは無くDCモーターを採用とのこと。
造りに関しては、マウント部分は金属製で、鏡胴はプラスチック。デザイン的につや消しプラのためかさほどチープ感は感じませんが、手に持ったときの軽さはなかなか。フィルター径49mmで小型なレンズです。
α7やα7RⅢ、α6000との組み合わせでもフロントヘビーになること無く、バランスが良いです。

さて、このレンズを紹介する中で、一つだけ注意点があります。
それはこのレンズは「SEL50F18F」であって「SEL50F18」では無いと言うことです。
なにを言っているのかわけがわからない人もいらっしゃるかもしれませんが、SONYから出ている「Eマウント」の50mmレンズは実はもう1本存在しており、そのレンズの名前が「SONY E 50mm F1.8 OSS(SEL50F18)」となっています。
正式名称ではある程度区別が付きますが、型番だと「SEL50F18」と「SEL50F18F」という大変、大変、大変わかりづらくなっていますww
SONY E 50mm F1.8 OSS(SEL50F18)の方はSONY のAPS-C Eマウントボディ(α6000シリーズやα5100、NEX-6)専用レンズとなっているため、α7シリーズで使おうと間違って購入すると永遠とAPS-Cクロップの75mmで使う羽目になりますヽ(;´Д`)ノ
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SONY FE 50mm F1.8 (SEL50F18F)を使用した写真

さて、SONY FE 50mm F1.8 (SEL50F18F)で撮影した写真を掲載します。α7、α7RⅢ、α6000で撮影した写真になります。
が・・・今回はかなり枚数が多いのでご注意を!(何を?)
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レンズの使用感等の雑感

SONY FE 50mm F1.8 (SEL50F18F)は巷では「AFがクッソ遅い」と言われています。

Exactly!そのとおりでございます!

おそらくEマウント全レンズの中でワースト1位か2位のレベルの遅さだと思います。
前評判を知った上で最初使用した時はぶっちゃけ壊れてるのか?と思うレベルでしたw
一応、FWのアップデートが来て、若干速くはなったのですが、初代α7シリーズとの組み合わせは「静物なら・・まぁ・・」というレベルでした。
AF時のモーター音も割と耳にするので、動画撮影などでは使用しづらいのではないかなぁと感じます。
MFでの操作感は良さげな感じで、ピントリングラバーのグリップ感やピントリングのトルク感は良いのですが・・如何せんMFメインで撮影するレンズでは無いと思うので、AFスピードの遅さはこのレンズのウィークポイントであります。
基本的には街スナップや花、風景撮りに使用する私のスタイルでは問題なく使用ができていますが、例えば

「α7シリーズを使ってるけど、子供を撮るのに単焦点レンズが欲しいからFE 50mm F1.8を買う!」

「α7シリーズを買って、最初のレンズとしてFE 24-105mm F4 G OSS買おうとしたら在庫無くて仕方なくFE 50mm F1.8を買う!」

なんて方はまぁ・・まぁちょっと考え直したほうが良いかもしれません(おい!w)
このレンズは撒き餌さレンズであり、コストを抑えたレンズであるということを認識しつつ、AFが遅い故に素早い撮影がもしかしたら困難なレンズかもしれないという点を踏まえた上で購入すべきレンズなのです!(初見殺し)
クソレンズじゃん!とお思いでしょう。えぇ。否定はしません。このレンズがお嫌いな方は結構居ます。
でも、たった186gという軽さ、気兼ねなく使える価格、バッグに入れても邪魔にならないコンパクトさ。これらを兼ね備えるレンズは他には無いのです。

私個人としては、このレンズは写りの面に着目しており、開放F1.8でも柔らかさの中でピント面は意外としっかり描写している印象で、コントラスト・彩度ともに良好。F4まで絞ると、開放で緩かった周辺が締まり、中央のシャープネスに迫る形で周辺の描写力が上がるのでかっちり仕上げたい場合はF4ぐらいまで絞るとバランスが取れた良い写りになると思っています。
ボケ味については、このレンズの好きな部分の1つで、開放での玉ボケの煩さや二線ボケの傾向、口径食、収差、どれをとっても現在出ている現行のレンズでは出ないような、非常にオールドレンズライクなボケ味です。
逆を言えばかっちりとした写りを好む方にはあまりオススメできないかもしれません。しかし柔らかな描写、大きめの周辺減光、ボケ味、この3者が揃った写りはなぜか心惹かれます。

SONYの無印レンズと呼ばれる「Zeiss」「G」「GMaster」のどれにもカテゴライズされていないレンズは値段と写りのバランスが非常に良い印象を持っています。
その中でFE 50mm F1.8は非常に好みが分かれるレンズであると否定できませんが、私個人としては1本持っておいても損はしないだろうと思います。
なによりその写りにハマってしまい、購入当初はα7のボディキャップ代わりに付けっぱなしにしていましたし、α7との組み合わせでは撮影時に全く苦にならない軽量セットでした。現在はα7RⅢで使用していますが、もちろん軽量なのは当たり前として、この組み合わせだとAFもかなり速くなり(α7比)、益々使用頻度が上がりましたw


総括

好き嫌いのはっきりするレンズ。
そういった訳でCanonのEF 50mm F1.8 STMのように万人に「とりあえず買っとけ!!」と言えるようなレンズでは無いと言う意味で、撒き餌さレンズとしては失敗しているような気もするのですが、α7シリーズを使用している方やα6000、α5000シリーズを使っていて、いずれフルサイズに・・・と考えている方には低価格で買える単焦点レンズとしてオススメできるのではないかなぁと思います。
私のこのレンズのイメージは「オールドレンズ風AF可能な50mmレンズ!」
故にオールドレンズ沼住民の私としては本当にこのレンズがお気に入りですw
欲を言うともう少し寄れる(最短撮影距離を0.35mとか・・)と最高なレンズなのですが、その役回りはSONY FE 50mm F2.8 Macro(SEL50M28)に任せるとしましょうw

そんな訳でとりあえず今回はこの辺で!ヾ(゚ω゚)ノ゛

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